近況　給湯器ぶっ壊れなど

急に寒くなったな〜と思っていたら風呂の給湯器がぶっ壊れた。10秒程度はお湯が出るが、すぐエラーで止まってしまう。慌ててガス屋さんを呼んで見てもらったら、20年落ちのマシンなので限界とのこと。「制御系のエラーが出ているし、ファンからも異音がしますね〜」。修理パーツも尽きているので入れ替えになった。なんとか手配して来週中には工事できそうだがそれまで風呂に入れず困る。エラーで止まるまで10秒だけお湯を出すのを繰り返して凍えながら体を洗ったり、調子がよかったら1分くらい連続で運転できることもあったのでそれで凌いでいたが、今日はもう完全にダメになっていそうだったので諦めて銭湯にいった。面倒くさいな〜と思っていたけど行ってみたらそれはそれで体が温まってよい。銭湯ってお湯が無限に出てすごいな……と思った。健康で文化的な最低限度の生活にはお湯が不可欠。

最近、ブロック塀の破壊や穴掘りでお世話になった神戸の西村組でときどきアルバイトをしている。西村組は神戸市を中心に空き家というか廃屋を直しまくっているグループで、手伝いに行くと組事務所近くのどこかの廃屋にアサインされて、解体中の現場から廃材を運び出したりボーボーに伸びた草を刈ったり資材を運んだりすることになる。廃屋はまじで天井に穴が開いているとかそういうレベルの廃屋なんだけど、ド田舎というわけでもない神戸市内のわりと三宮にもアクセスがいいエリアに点在している。西村組が直した物件を見ていると、こんなところに住んでみたいな〜と思うような家ばかりですごいんだけど、すぐとなりではバキバキの建売住宅が新たに建てられたりしていてコントラストが強い。家というのはある程度までなら普通の人間が直したりぶっ壊したりできるんだな、ということを実感できると、住宅ローンのために一生働き詰めが約束されるのってなんなんだろうと思えてしまう。

アルバイト以外でも甲子園球場に行ったり垂水漁港に釣りに行ったりしていて、最近なぜか神戸方面に足が向いている。坂ばっかりとか無理やわ〜とか思っていたけど、見慣れてくるとそういうアップダウンもおもしろく感じてきたり、海も近いし、街にも活気がある気がして魅力を感じている。京都を離れるとしたら神戸方面はけっこういい気がしてきた。