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踊る!ディスコ室町のギター

ミン・ヒジンと『その男、凶暴につき』

jp.yna.co.kr

これなんなんだ! 激しく動揺している。ニュースではミン・ヒジンらが「独立を画策していた」とか言われているし、ILLITがあまりにNewJeansを模倣しすぎていることを指摘しまくっていたら解任を告げられた、とか書かれているところもある。

ちょうど1ヶ月くらい前、NewJeansの東京ドーム公演の告知写真が『その男、凶暴につき』のオマージュであると指摘されていて、なんでそんなバイオレンス映画を引用しているのかと疑問に思っていた*1

いっちょ暴れるたるぞってことか、しかしなぜたけし? とか考えている期間が1ヶ月近くになっていたのでとりあえず映画を見てみようと思って、久しぶりにレンタルビデオ屋に行ってDVDを借りてきた(北野映画は配信で見られない)。それで今日ちょうど見ていた最中にこのニュースであった。映画ではたけしが悪党をボコボコにやっつけたり、悪党を殺したり悪党に殺されたりしていた。

やっぱりミン・ヒジンはHYBEとの全面戦争を見込んでいたんだろうか。瀕死で銃を打ち合うような血で血を洗う戦いは避けられないと思っていたのか。わたし自身はILLITはたしかにNewJeansっぽいものの、しかしNewJeansのいいところはいっこもわかってない! とか思ってむしろ逆説的に良さを再確認したような気持ちだったが、ミン・ヒジンは許せなかったのか。

そう思いながら映画を見ていたら、登場人物がみんな死んだので後味が悪すぎた。麻薬の横流しだけは後輩刑事に引き継がれて続くことが示唆されて映画は終わった。いろんな事情の中でミン・ヒジンがこの映画を思い出していたのだとしたらつらすぎる。

*1: