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踊る!ディスコ室町のギター

いい日に生きて、あの感じになろうね(配信ライブ「LIVEWIRE」/ 中村佳穂)

今となっては思い出すだけでも一苦労だが、遠い昔、人々は生演奏の音楽で公演を行い、大勢の観客がそれを見て楽しんでいた。 と、仰々しく書いてみても全然冗談に聞こえないくらいには変わってしまった音楽業界だが、新型ウイルスが世の中を変えてしまう直前…

つつみ込むように・・・(MISIA)に72回登場するビブラスラップを聴こう

MISIAの大名曲、「つつみ込むように・・・」。 みなさんご存知でしょうか。1998年発売のヒット曲で、2018年末の紅白歌合戦でも紅組のトリ前で披露され、年末の大団円を感じさせてくれたあの曲です。 僕も好きでよく聴いていますが、1つだけ、気になってしょ…

いろんなものが一気に届くとそれは祭り

金曜日だ。 仕事はそこそこに切り上げて帰路につくと、ドシャ降りのゲリラ豪雨に遭遇する。 不運だな…と思いながら走って帰り、びしょ濡れの手でポストを開けると何やらレターパックがほうりこまれていた。 差出人「デイリーポータルZ 編集部」とある。濡れ…

8月3日 ニンジャはいましたか??

◯8月3日 朝からベトナム人エンジニアと一緒に車で移動する用事があった。 二条城を通りかかったので「ここには昔サムライがいたんですよ」と教えてあげると、「本当ですか???」と興奮している。 「ニンジャもいましたか???」「影分身のジュツ!」「口…

路上観察は子供の目(路上観察学入門 / 赤瀬川原平・藤森照信・南伸坊 編)

京都のギリギリ駐車コレクションという記事でエントリーしていたデイリーポータルZ新人賞で、なんと記事部門の最優秀賞をいただいた。 dailyportalz.jp 新人賞の存在を知ったとき、ネタとしてすぐに思いついたのが京都の駐車事情について。しかしアイデアは…

健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて(熊代亨)

健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて 作者:熊代 亨 発売日: 2020/06/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) 本書では、高度な秩序が行き届いて”清潔になった”街として東京が語られているが、この話題から僕が連想するのは大阪・天王寺の…

いま、将棋がおもしろい

タイトルは嘘で、将棋自体は1000年前から人気のあるボードゲームだ。 藤井聡太七段の活躍による盛り上がり*1に合わせて、僕もにわかに盛り上がっているという話をさせてください。 半分以上何言ってるかわからんけどめちゃくちゃ興奮した…藤井聡太七段(17歳…

いますぐ書け、の文章法(堀井憲一郎)

いますぐ書け、の文章法 (ちくま新書) 作者:堀井 憲一郎 発売日: 2011/09/05 メディア: 新書 2020年に入ってから気まぐれに書き始めたこのブログだが、コロナ禍のステイホームも相まって、今ではわりと生活の中心に近い部分を占めるようになった。 以前にも…

釣りってつまり、答え合わせですよね

マンハッタンのいちばん先っちょ、パッデリーパークの自由の女神ビューポイント。たぶんここがこの辺でいちばん釣り人が多い。全員ブッコミで複数置き竿。なんとなくだけど足下と沖目とで投げ分けてるのかもしれない。 pic.twitter.com/x2LIlphPUg — ROOTSY …

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬(若林正恭)

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 作者:若林 正恭 発売日: 2017/07/14 メディア: 単行本 僕は結構熱心なリトルトゥース*1で、若林が書いたエッセイも2冊読んでいたが、キューバ旅行について書かれた本書はなんとなく後回しになっていた。 しかし読…

河原町のシュプレヒコール(Black Lives Matter 京都)

◯6月21日 初めてデモに参加した。 たまたま連絡した先輩がBLM(Black Lives Matter)のデモに行くというので、ついていったのだ。 円山公園を出発して、京都市役所前まで行進するのだという。 ・・・・・・・ このところアメリカを中心に激しさを増している…

Sai no Kawara / crystal-z

「曲を聴いてほしい」というメッセージを頂きまして、聴いたんですが、最後に衝撃の展開が。いただいたメッセージから察するに実体験のようなんですが、「えっ、あの人?」と思わず声が出てしまいました。⁰とりあえず、コメ欄読まないで最後まで聴いてほしい…

リニューアルした新風館のシュッとした館内サイン

リニューアルした新風館に行ってみると、館内サインがめっちゃかっこよかった。 写真も撮ったし、せっかくなので紹介します。 シュッとした館内サインたち 金網がモチーフになっている!板状じゃないので見通しがいい。 ベッドのピクトグラムと一緒に「姉」…

6月9日 銀座湯

◯6月9日 昨日の晩は献立を考える気力もなく思考停止で大量にカレーをつくり、食べ終えて横になるとそのまま気を失った。 最近は在宅勤務の割合が減ってふつうに出勤しているが、在宅時の大半をふわっと過ごしてしまったこともあり、普通に1日働いているだけ…

デイリーポータルZ・三土たつおさんリスペクトの話

「目に映るものの名前をできる限り知りたい」ということができないかと思っています(デイリーポータルZの企画です)。この写真の中で、名前が分かるものが一つでもあれば教えていただけないでしょうか。例:奥の街路樹がケヤキ、黄色い車が日産セレナなど(…

京都のギリギリ駐車コレクション

京都には、たくさんの名物がある。歴史、寺社仏閣、八ツ橋、舞妓さん、ぶぶ漬け…。 色々と有名なものがあるが、僕はここにもう一つ追加したいものがある。 駐車技術の高さだ。 ▪️駐車テクに驚かされる 観光バス・タクシーが忙しく行き交う道路や入り組んだ路…

リズムから考えるJ-POP史(imdkm)

リズムから考えるJ-POP史 作者:imdkm 発売日: 2019/10/03 メディア: 単行本(ソフトカバー) 読み終わって、もう何年もファンクバンドやってるのにリズムに対して無頓着すぎる自分に気づいて反省した。 紙媒体でリズムを解説するのってかなり難しいような気…

記憶する体(伊藤亜紗)

記憶する体 作者:伊藤 亜紗 発売日: 2019/09/18 メディア: 単行本 誰もが自分だけの体のルールをもっている。階段の下り方、痛みとのつきあい方……。「その人のその体らしさ」は、どのようにして育まれるのか。経験と記憶は私たちをどう変えていくのだろう。…

モンゴル武者修行の記録④ 旅の思い出に絵を買う

(前回の続き) 今さらながら書き始めたモンゴルレポート。2019年7月のモンゴル武者修行ツアーについて書いています。 いよいよ武者修行も最終日。この日からは首都ウランバートルを探索。モンゴルでこんなに現代アートに触れるとは思わなかった。 ◯7月16日…

城の崎にて、注釈・城の崎にて、城崎にかえる、城崎裁判(本と温泉)

緊急事態宣言下のゴールデンウィーク、大阪に住んでいる彼女が本を読みたいと言うので何冊かピックアップして送ると、お返しに!と本を送り返してくれた。 レターパックを開封してみると、なにやら本以外のものも入っている…と思ったが、よく見ると城崎の出…

僕の人生には事件が起きない(岩井勇気)

僕の人生には事件が起きない 作者:岩井勇気 発売日: 2019/11/15 メディア: Kindle版 エピソードのほとんどは「ハライチのターン!」のトークゾーンで聴いたことがあるもので、ラジオのトーンを思い出しながら読んだ。 社会の”ふつう”に対して不機嫌に斬り込…

うたうおばけ(くどうれいん)

うたうおばけ 作者:くどうれいん 発売日: 2020/04/29 メディア: 単行本(ソフトカバー) 「わたしを空腹にしないほうがいい」を読み終わったあと、よし、と一呼吸置いてから一気に読んだ。 やっぱりめっちゃ良い。 僕はエッセイが好きだ。高校2年のとき、国…

わたしを空腹にしないほうがいい(くどうれいん)

”モリオカが生んだアンファン・テリブル”(版元HPの紹介文より)こと、くどうれいんのエッセイ。 John Gastro氏がTwitterで紹介しているのを見て気になっていたけど、どこで買えばいいのかわからないままになってしまったのだった。2〜3年前のことだと思うけ…

5月24日 予定がある週末はあっと言う間に終わる

◯5月23日 新車が納車されたからドライブに行こう、と友人Tが誘ってくれて長浜方面へ。誰かとどこかへ行くのはかなり久しぶりだ。いつの間にか季節が進んでいて、日差しが想定の倍ほど強くなっている。世界はこんなに暑かったのか。 名物パン屋さんのつるやパ…

小沢健二の帰還(宇野維正)

小沢健二の帰還 作者:宇野 維正 発売日: 2017/11/29 メディア: 単行本 表舞台での目立った活動が無く「空白期間」と言われている時期が実は”空白”なんかじゃないことや、「うさぎ!」を始めとする文章、インタビュー・TV出演の発言が丁寧にまとめられている…

モンゴル武者修行の記録③ 話しすぎてしまい反省して寝る

(前回の続き) 今さらながら書き始めたモンゴルレポート。2019年7月のモンゴル武者修行ツアーについて書いています。当時を思い出し過ぎて、最近はよく馬に乗っている夢をみる。 草原生活もいよいよ最終日。この日は旅行者用ではない、実際に遊牧民が住んで…

マンションは日本人を幸せにするか(榊淳司)

マンションは日本人を幸せにするか (集英社新書) 作者:榊 淳司 発売日: 2017/04/14 メディア: 新書 本書タイトルの「マンションは日本人を幸せにするか」について、筆者は「イエス」と答えている。「イエスであらねばならない」「イエスであり続けなければな…

5月17日 七尾旅人の隣でギターを弾く

◯5月17日 朝起きると、昨日書いた記事へのアクセス数がものすごく伸びている。 田中宗一郎氏・宇野維正氏がTwitterでリツイートしてくれたのだ。恐縮しながら昨日の炊き込みご飯を食べる。 食べながら「彗星」を聴きなおすが、やっぱりこわい。 昼間部屋を片…

メバルの炊き込みご飯

(材料) メバル1尾 塩適量 ごま油適量 醤油30cc 白だし15cc 酒15cc みりん15cc (手順) 1)魚を三枚におろして塩を振る。僕は魚にしっかり塩味がついているのが好きなので気持ち多め。切り身で買ってきたときはウロコが残っていないか点検。 2)お米は2合…

小沢健二「彗星」の"強張り"(三原勇希×田中宗一郎 POP LIFE: The Podcast #035 一部書き起こし)

“彗星”冒頭の「そして時は2020/全力疾走してきたよね」という部分のフロウとデリバリーがあまりに不自然かつ強張っているのがあまりに不可解かつ怖くて、彼のアルバムはまだ聴いてません。むしろ柴くんが彼を取材したことについての維正ちゃんの所感が聞き…