songdelay

踊る!ディスコ室町のギター

クラシック

そういえばクラシックってちゃんと聴いたことなかったな〜と思ってSpotifyの検索窓に、スペルどんなんやっけ、えーっと、とか思いながら「beethoven」と入力してみると「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」と表示された。

カタカナで書かれるとちょっと(というかだいぶ)アホな感じがする。例の肖像画付きで、急に音楽室のワックスの匂いを思い出した。丸いアイコンで表示されるのもだいぶおかしい。パソコンをポチポチやっているだけで音源にたどり着けるのは便利であるが、やっぱりなにかおかしいと思う。それにしてもNewJeansとベートーベンと奥田民生を並列に表示してしまう暴力性よ。

ついでにいうと、ベートベンの「ディスコグラフィ」が表示されてるのも変である。人気の曲、アルバム、シングルとEP、コンピレーション。当たり前だけどベートーベンはアルバムもシングルもEPもコンピレーションも出していない。ちなみに1番人気の曲は『月光』であった。

「2023年」にリリースされたアルバムがあったりして、それにも一瞬混乱する。なんかスクロールしまくったら18世紀の年号が表示されそうな気分になった。当たり前だけど、本人の演奏は残っていない。ふつうSpotifyの「アーティスト」欄には演奏家の名前が並んでいるのに、クラシックだけが作曲家でクレジットされているのかな。変である。

なんかもう、こういう茶番に付き合っているとだめになってしまうような気がしてきた。電脳世界から抜け出して焼き芋でもして過ごそう。再来週あたり京都某所でやるので興味ある方はご連絡ください。