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踊る!ディスコ室町のギター

椎名誠エライ! 日記

最近あまりおもしろい本に出会えていなくて困っていたが、久しぶりに椎名誠を読んだらハマってしまってグイグイ読んでいる。家にあった『シベリア追跡』『本などいらない草原ぐらし』、きのう届いた『草の海 モンゴル奥地への旅』まで連続で読んで、いま読んでいるのは『砂の海 風の国へ』。

どの文章も勢いよくぐんぐん書かれているというか、エッセイってこれくらい自由でよかったんだよなーと思わさせてくれる文章で、自分もなにか書きたくなってくる。そういえば中学生のころ『岳物語』を読んだときも、おれもなにか書きたい! と思った気がする。

しかし読んでいると、80年代というのはお金がある時代だったんだなーと思う。椎名誠本人がお金を持っていたかはともかく、テレビ局がドキュメンタリー制作のために年に何度も海外にチームを長期派遣していたり、新聞社が1億円かけて衛星通信車を用意していたりして、2023年に読むと景気がよくて結構なことですなと感心する。

酒飲みの人の話を読んでいるとお酒が飲みたくなってきて、今日は野球中継を見ながら久しぶりに家で晩酌している。「だいたい毎日大瓶3本」と書いていた椎名さんほどは飲めないけど、缶ビールを買ってきて飲む。んぐんぐ。