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踊る!ディスコ室町のギター

Twitterよ

なんかTwitterが見れたり見れなかったりしますけど、やっぱりもうダメなんでしょうか。10年以上けっこうな頻度で見続けているので、さすがにそろそろ潮時かと思いつつ、このままダメになったらそれはそれでちょっと寂しい気もします。

それにしても、なんでツイッターはダメになっていくんだろうと考えると、それはやっぱり儲からないからなんですかね。

ツイッターってみんなが使っているわりにそんなに儲かってない、みたいな話はサービス開始直後からたびたび話題になっていたような気がします。それがいよいよ無視できなくなってきて、マスク氏が登場したんですよね。

思えば、よくわからんけどインターネットって儲かるかもしれないぞ! っていう気持ちがいろんな人のあいだで高まっていたのが15年前とかの話で、その結果ツイッターやらなんやらが爆誕していったんですよね。人を集めて広告つけたら儲かるやん! とかいって、いろんなところから資金も集まったわけで。

しかし現実にはなかなかうまくいかなかったというのがこの10年ちょっとの話ですよね。そんなに儲からないな〜〜というのがバレたら投資家は引き上げていくし、そうしたら巨大なプラットフォームを維持するパワーもなくなってくる。

マスク氏はなりふり構わずやろうとしているのかもしれませんが、元々そんなに爆発的に儲かる商売ではなかったんでしょう。インターネットによって広告市場は大きくなっていなくて、テレビや雑誌からシェアを奪っただけ、みたいな話もありますし、限られたパイの奪い合いはちょっと大変すぎます。

自分を含めて、われわれは最近のツイッターに対して、わけわかんねえ広告が多すぎる!!! みたいなことも言ってしまいがちです。でも冷静になってみると、お金を払わずにサービスを利用するというのは本来不思議な話だと思います。タダでツイッターを楽しもうと思うなら、わけわかんねえ広告をガン見するというのは仕方のないことではあるのかもしれません(広告を出す側は、もっと倫理とかを頑張って考えたほうがいいとは思います)。われわれは、タダより高いものはない、という言い伝えを思い出すべきです。

あと広告主も、ツイッターに広告を出したからって商品が爆売れするわけじゃないってことは気づき始めてるんじゃないですか。いくら魚影が濃い海でも、釣り人が多すぎると魚はどんどんスレていきます。

ユーザーである私たちもよくわからない広告とか、バズ屋さんによる煽り合いばっかりを見せられるようになって、ちょっとつらくなっていたような気もします。あとツイッターに限りませんが、記事とか映画とか飲食店の情報とか、なんでもかんでも全てのものに威勢のよいコメントがついている世界って変だと思います。いろんなことに対する大喜利も、もういいよって思う。

これからしばらくは、ちょっと冷静になって川でも眺めたり、近所の人とおしゃべりしたいと思っているところです。みんなも眺めたりおしゃべりしたり、はてなブログに記事を書いたりしようや!

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*1:でも基本的にはTwitterわりと好きなので、平和に楽しめるようになってほしい!