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踊る!ディスコ室町のギター

そういうバイトと思い込む

支出がおさえられれば、それは収入が増えることと全く同じである。これはわたしがマジでめちゃくちゃ信じていることで、だから新幹線を我慢して在来線で移動したり夜行バスに乗ったりしていたわけです。

夜行バスは本当につらい乗り物だけど、そのとき頭のなかで「京都東京間を新幹線ではなく夜行バスを使うことで片道1万円が浮くから、時給1600円×6時間のバイトだ」と思い込むことで、なんとか耐えていた。ちなみに6時間というのは夜行バスと新幹線の乗車時間の差。もちろん寝れないとか腰が痛いとかいろんなメリット・デメリットはあるんだけど、思い込んだら試練の道、ど根性で突き進めばなんということはない。

だって1万円稼ごうと思ったらけっこう大変だと思う。時給換算で2000円の事務作業だとしても、5時間くらい仕事をしないといけない。夜行バスに1回乗れば5時間早く帰れると思うとよくないですか。もちろん仕事によりますが。

……さて、なんで急にこんなことを言い出したかというと、夏のモンゴルへの航空券が日が経つにつれてどんどん値上がりしてるからです。

往路は元々乗り継ぎの予定だったからいいとして*1、ちょっと見ないあいだに帰りの直行便が5万円から8万5千円に値上がりしていた。

なんかの拍子にまた5万円台に戻らないかなと思って毎日スカイスキャナーをチェックしているんだけど戻るはずもなく、8万5千円の直行便を買ってストレスなく帰るか、それともアシアナ航空の乗り継ぎ便6万5千円を利用するかの選択を迫られている。

そこで頭をよぎるのが「バイトと思い込む」の根性で、トランジットの手続きにかかる手間と時間で2万円儲かるなら、こんな楽な仕事はないんじゃなかろうか。

選択を迫られているといいつつ、もうほとんど自分に言い聞かせている状態で、たぶん乗り継ぎ便を買うと思う。浮いた2万円*2でカシミヤのコートでも作ろう。

*1:これはこれで、ケチって選んだPeachがスルーバゲージに対応していないのでインチョンでいったん入国する必要があるなど、やや緊張感のある旅程になっていて憂鬱なんやけど!!

*2:元々5~6万円くらいのチケットを見ていたので、それを考えると別に浮いてはいない