songdelay

踊る!ディスコ室町のギター

最近の言葉

執筆する時間帯として理想的なのは、朝起きてから3時間まで。前日の飲酒はなし!
(サバイバル登山家・服部文祥氏)

10月10日、「国際芸術祭あいち 2022」(「あいちトリエンナーレ」が名称変更したものですね)に登山家の服部文祥と石川竜一が選ばれていて、以前から服部氏の著作に関心があったので最終日に見に行った。会場ではトークショーがあって、質疑応答の時間もたっぷり取られたので私も質問できた。引用したのは、山行記はどんなタイミングで書いてますか、と質問した際の服部さんの回答。

ちょうど原稿作業の真っ最中だったので、これを聞いてからは毎日朝早く起きて、パソコンを立ち上げるようになった。頭がすっきりしていて、原稿もはかどる気がする。早起きして原稿とか、村上春樹になっちゃうよ……とか、過去にはおどけてみたこともあったけど、考えてみれば朝に頭が冴えているのは当たり前のことで、自分が知らないだけでみんな朝早くから文章を書いたりしているのかもしれない。夜に作業すると、なんやかんやツイッター見てしまう。その点、朝はツイッターやってる人が少ないのもいい(?)。

服部氏はイメージどおりの人で、いつも読んでます!とか言っても「あ、そっすか」くらいの返事だし、『サバイバル登山家』にサインをお願いするときに名前を伝えると「この字ってそんな読み方あんのォ!」とか言っててよかった。

個人的には、トークのなかで「いろいろ山行記とか書いてきたけど、自分の代表作は『息子と狩猟に』という小説です」と言い切っているのも嬉しかった。自分が氏の文章にハマったきっかけの作品だし、事実、その後読んだどの本よりも面白かったからだ。

モンゴルでの旅でお金を使った感触が強く残っていたので、常滑には在来線で行った。新幹線代をケチって片道3時間。読書が捗って、3冊読めた。駅の展示コーナーで買った地元作家による常滑焼きの湯呑も愛用しているし、なにより原稿がはかどるようになった。行ってよかったです(石川竜一の写真もよかった)。


・・・・・・・・・・


別の意味で「目覚めて」しまったような言葉選びで少し心配です。
デイリーポータルZ編集部・石川さん)

デイリーの記事「さいきん初めてやったことエピソード集」に投稿した私のエピソードに対する、石川さんのコメント。

自分が自発的にランニングするようになるって、数年前までの自分は本当に信じないと思う。けど最近けっこう走ってるんですよ。今日も6キロ走ったし。

最初の動機は、モンゴル行きやワンマンライブがあるから体力づくりするぞ! みたいなことで、その後メルカリのメディアで安藤さんが書いていた記事の影響もあった。「ジョギングは始めた年齢で加齢が止まると言われています」って言ってる。ほんまかいな、と思いつつ、この記事で推奨されているとおりにマラソン大会の参加賞Tシャツを買った。徳島マラソン2019。私の加齢は28歳で止まりました。

記事はこちらから読めます。よかったらどうぞ!
dailyportalz.jp
magazine.mercari.com


・・・・・・・・・・


働きすぎてはいけない
出町柳の古本屋)

間違えていて笑ったけど、真実ではある。


・・・・・・・・・・


しし座のあんたは、表舞台に立つ人間や。(さっきライブ出演してたんですけどね、ギター弾いてました。)いや、もっと真ん中のほうや!
(ライブの物販で、ちょっと酔っ払ってるお客さん)

16日、木屋町のアバンギルドでネギクルーのライブをやったあと、物販ブースでお客さんからかけられた言葉。

ちょっと酔っ払った感じのお姉さんで、はじめは、わたし占いやってるんですけどね、とか言いながら、隣に座っていた別のバンドのスタッフに話しかけていたのが、急激にロックオンされて上述の言葉をいただきました。

私は死ぬまでしし座をやることになっているので、もうちょい真ん中でなにかできるようにがんばりますね。


・・・・・・・・・・


お兄さん、私が水でもなんでもおごるから、安心して!
木屋町の泥酔女性)

同日、アバンギルドを出たところで泥酔女性に腕を掴まれたときに言われた言葉。こわい。水はおごってほしいけど、なにに安心したらいいのかはよくわからない。すみません、帰るところなので……と冷静に言ったら離してくれた。

最近の木屋町、なんかギラギラした人しかいない気がする。不動産の営業さんみたいなツーブロックのみなさんと、あと座り込んでチューハイ飲んでる学生。前からこんなんでしたっけ。こわいです。


・・・・・・・・・・


ギターが歌っとる!
(ネギくん)

ライブ翌日、ネギクルーの曲を録音。ギター、歌うように弾きたいぜ! と思って10年、ネギくんにそう言ってもらえてうれしいぜ!

ギター録りはつつがなく終了。よっしゃ!


・・・・・・・・・・


すごすぎる!!!
(小学生、手持ち花火を見ながら)

近所に住む会社の人に誘ってもらって、鴨川で花火。子どもが熱狂していて最高だった。わたしも全ての記憶を消して、手持ち花火で熱狂したい。なんでも熱狂できるやつがえらい。



・・・・・・・・・・


自分のお腹を満たしただけなのに、めちゃくちゃ充実感ありますね
(焚き火の会の同行者)

21日、京都某所で焚き火の会。デイリーポータルZライターのこーだいさん・拙攻さんに誘っていただいて、平日午前から薪を燃やしまくった。

DPZライター、関東圏のみなさんはなんやかんや集まっている様子を見かけるけど、関西圏で集まることは珍しいような気がする。会話の端々に記事になりそうなネタが含まれていて、ずっと話していると脳がオーバーヒートしそうだった。たまに集まって、焚き火しながらブレストするといい記事がたくさんできるかもしれない。やりましょう。

上述の言葉は、同行した別の方の言葉。たしかに、自分たちのメシを用意して、あとは落ちている枝を拾って火に投げ入れていただけだったが、充実感があった。体を動かす仕事(と言っても薪を拾っただけ)はいい気持ち。

先月、モンゴルの草原では毎日ストーブを焚いていたのを恋しく思っていたところだったので、久しぶりに火を使えて満足しました。またやりたい。

ちなみに便宜上、焚き火の会と書いてみたけど、本当は別のミッションもあって、そっちは誰かが記事にしてくださると思う。あとツイッターではポリネシア文化研究会と称されていた。そうだったのか!


・・・・・・・・・・


日記を書いていると、毎日が同じことの繰り返しじゃないって気づけますよね
(小沼理さん・トークショー「日記はアクティビズムだ」で)

今日。KITAKAGAYA FLEA アジアブックマーケット、という大阪のイベントに行った。

自分のZINE(モンゴル武者修行ZINEです!)を置いてくださっているブースがあったので様子見がてら向かったところ、はてなブログで購読している「ヌマ日記」の小沼理さんがトークショーでいらしていた。そのときおっしゃっていた言葉。

日記はアクティビズムだ、と題されたトーク。普段から読んでいる日記の主がどんな思いで書いていたのか、みたいなところが紐解かれるようでドキドキした。誠実な人ですわ……という印象があった(えらそうにスミマセン!)。個人的には、日記を書くってどういうことなのか、みたいな部分をもう少し聞けたらよかったと思うものの、それを聞くのはわたしの仕事なのかもしれない。

トークが終わったあと、著書『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』(ブログに書かれていた日記が本になったのだ!)を購入しつつ、ご挨拶できた。名乗ってみたら、わたしのことも認識していただいていたようでありがたい。今後もブログ更新たのしみにしております。読んだらはてなスターをつけます。本も読みます。
numanikki.hatenablog.com

インディー書店「シカク」のブースでは、DPZライターのスズキナオさんともご挨拶できたり(ライターさんとよく会う週だ!)、モンゴルZINEを買ってくださった方が、立ち読みしておもしろすぎたので買いました! と言ってくださったりして光栄だった。本が売れるってめちゃくちゃ尊いことだけど、自分がつくった本を熱心に立ち読みされてしかも購入されていくのが目撃できて、めちゃ嬉しい。奇跡やわ。

そういえばイベントはというと、アジアブックマーケットといえどもモンゴル関連書籍はほとんど見つけられなかった。唯一、カザフ刺繍に関する本を発見して確保したくらい。台湾・インドが圧倒的に多くて、あと中国・韓国とか。モンゴル関連書籍の普及につとめたい。これもわたしの仕事かもしれない。

イベントは明日もあるので、時間がある方は行ってください。ちなみにモンゴルZINEは「馬馬虎虎」ブースで販売いただいています。「馬馬虎虎」の壇上さんともご挨拶できてよかった。

調子に乗って本を買い込んだりカレーを食ったりしていたら現金が尽きたので、明るいうちに撤退。京阪で読書をはかどらせつつ帰ってきて、鴨川沿いを6キロ走った(さっきも書いたな)。

買った本。


久しぶりに日記のような感じで書いてみると、けっこう刺激的なイベントをキャッチできているかもしれない。いい感じや。みんなでいい感じになろう。

明日もパチン!と目覚められたら、朝から何か書いてみようと思う。