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踊る!ディスコ室町のギター

モンゴル武者修行公式ZINE『羊と自分が同じ直線上にいる』を作って、販売しています(1年前から)

sites.google.com


タイトルのとおりですが!

ブログの記事中にいきなりリンクを貼ったり、バンドの物販で売ったりしているけど、なんだこれと思っている人もいるかと思います(そうでない人は今思ってください)。

なんやかんや詳しく告知するタイミングを逃していたので、ちょっと紹介させてください。



「モンゴル武者修行」とは

「モンゴル武者修行」は、モンゴルで遊牧民に弟子入りして、現地の文化や雰囲気を体験するワークショップです。

ZINEはその参加者有志で作りました。わたしは2019年の第29回に参加しまして、制作メンバーもほとんどが同じ回の参加者。

草原でのパートナーは馬
動物と仲良くなれる能力をいかんなく発揮

旅行会社のツアーで行く海外旅行のように名所で解説を聞くのではなく、実践的に遊牧民の技を習います。

参加者のほぼ全員が乗馬未経験ながら、草原にいる間は毎日馬に乗るし、その先で移動式住居ゲルを組み立てて泊まったりする。食べ物の作り方も習うし、その材料となる羊の解体も見学します。

手にしているのが羊さん(解体直後)

前の日まで毎日地下鉄で通勤したりしていたのが、いきなり草原で馬移動、ゲル泊になるわけですからインパクトが大きいです。開放感がすごいし、生活の色々を見直すキッカケになった。そもそも遊牧生活がベースになっている社会は、われわれの社会とは基本の考え方が全然ちがう。

どんな内容なのか

「モンゴル武者修行」全7日間のようすを紹介するエッセイ(わたしが担当しました!)のほか、遊牧民が飼っている家畜の解説やゲルの建て方の図解などのコラムを掲載しています。建築や現代アート、食品など、さまざまな目線から旅のようすが伺えます。

現地アーティストのアトリエを訪問して絵を買った


また、シンガーソングライターの寺尾紗穂さんにも「モンゴル民謡と私」と題したコラムを寄稿いただきました(のちに著書『天使日記』にも掲載)。帰国後にモンゴル語を習得されたそうで(耳がいい!)、ライブでもモンゴル民謡を歌われています。


わたしが書いたエッセイ部分はこのブログに書いた4つの記事を大幅に編集したものです。元記事は現地で取ったメモを起こしているので長大すぎて読みにくい!だいぶ手を加えています。

現地で撮った写真も掲載。ページの真ん中に持ってきています。Webの読み物っぽい感じがあっていいでしょう。

製本を工夫しました!

どこで売っているか

全国の独立系書店で販売している(冒頭に掲載したHPに一覧あり、通販している店舗もある)ほか、わたしのバンドの物販に並べたりもしています。取り扱い希望の書店さんも募集しております!

また、愛知県の音楽イベント「森、道、市場」に出店したりもしています(メイン商材はゲル)。

直近では、名古屋で開催中(2022年6月8日~8月13日)の「港まちアートブックフェア2022」にも出品しております!


ちなみに、ZINEには「モンゴル武者修行」の5000円割引券も付いています!

ZINEを読んでみて、モンゴル行きてえなと思ったら使えますのでお得です。*1




このご時世ですから海外旅行なんてものはすっかり忘れてしまいそうになりますが、いつもとちがう文化圏を体感するというのはめちゃくちゃエキサイティングで楽しいことです。そして、そこで得た情報を持ち帰って広めるというのは旅人の務めでもあります。

そんなわけで、興味を持たれた方はぜひ手にとってみていただきたいところです!


今年はついに入国制限なしでモンゴルに渡航できるようになりました。この夏はモンゴルのゲルからリモートワークでもしたいと考えています。そうなったらまたどんな様子かお伝えいたしますので!

*1:「港まちアートブックフェア」では特別価格での出品につき、割引券付属いたしません!