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踊る!ディスコ室町のギター

銭湯日記3

(風呂の給湯器が壊れたので銭湯に通っています)

鍋で沸かしたお湯を水で割って行水するのは気持ち的に厳しいものがあったので、やっぱり銭湯に行くことにした。しかし平日である、せっかくお風呂屋さんに行くのに、家でパソコンをカタカタしてばかりで特に汗をかいていない状態なのはもったいない気がした。無駄な貧乏性。

なので走る。涼しくなってきたので最近は鴨川でのランニングがはかどっていて、行って帰ってだいたい4キロを20分ちょっとで走る。夏場は2キロ走るともう動悸バクバクの汗ダラダラだったのを考えると、息も入るし楽なもんである。汗はかいたので目的も達成した。ぼとぼとのTシャツのままで銭湯に行き、ついでに途中の公園で懸垂もやっておく。

疲れた状態で湯につかると、いつもよりボーッとできる時間が長くなる気がする。最近は銭湯はレジャーじゃねえんだよの気持ちでサウナを無視していたけど、今日はサウナも入った。この銭湯は店主の趣味で、サウナではビートルズが流れている。今日は後期の曲がよくかかっていた。Don't let me downええ曲やな〜と思いながら入っていたらボーッとしすぎて危なかった。

長風呂しすぎたあと、近所の定食屋でご飯を食べて帰る。ここの定食屋も趣味が押し出されていて、まあまあの音量でB'zが流れている。わたしはB'zはそんなに好きではないけど、定食屋で店主の趣味として聴くぶんにはけっこういい。

店主の趣味は爆発しているほどよくて、スーパーで流れているシンセアレンジや定食屋のオルゴールアレンジなどの無思想BGMは滅びるべき。そんなん流すくらいなら無音のほうがよい。著作権の法律を遵守しているのはオルゴールバージョンなのかもしれないけど、居心地のよい空間を作っているのは定食屋のおやじがコンポで流すB'zの方で、そういう意味では著作権法って悪法やなと思う。

バイトが終わってからランニングして銭湯に行ってめし食って帰ると充実感はあるが、同時にどうしようもない店じまい感に包まれる。眠い。書かないといけない原稿とか作ろうとしているZINEの作業とかいろいろやりたいことがあるが、それらの全部をアフター5でやるというのにも限界を感じますな。やりたいことを昼間にやれるようになりたい。(入浴時間50分)