さっき「ランニングの始め方を教えて！」というタイトルのWeb記事（広告）を見て、問いがアホすぎてズッコケた。ランニングの始め方って……ただ走り出せばいいだけなのではないか。どう考えてもわざわざ有識者に聞くことではない。
G-SHOCKのホームページ内に掲載されているのでスポーツ用の時計が売りたくて企画が立ったのだろうが、掲げられた問いがあまりにもアホで、なんというか、こういうアホな問いを見ると世界に対する信頼度が下がるというか、極端な話、世の中アホしかおらんのかなと思って絶望してしまうのでやめていただきたい。
世の中こういう謎の問いというのはわりと多くて、最近話題になっているものでは「なぜ働いていると本が読めないのか」というのもある。これもよくわからない問いというか、働いていても本は読めるし、ただ読めばいいのでは？ と思う。譲歩して「本が読めない」とか思っている会社員が多いとしたら、それは本を買っていないからだろうし、そもそも働く前は読んでいたのか疑問。なお新書の内容は労働史にまつわる論考であるという話を聞いたが、それならそうと言うべきなのではないか。
ネットを見ていると一日中こういうアホな問いと対峙することになり厳しい。アップルのPVで楽器や画材が破壊されたとか、そういうのももはやどうでもいい。巨大テック企業の広告をそんなに一生懸命見なくていいんだよ。そんなことよりおれと話をしてくれよ！
