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踊る!ディスコ室町のギター

仕事はしたいしはたらきたい

NHKオンデマンドで『漫勉』の島本和彦回を見た*1*2アオイホノオの人、というイメージしかなかったけど、マジでアオイホノオみたいな感じの人で(自伝的漫画だからそれはそうなんだが)、とにかくずっと声がでかくて、見ていてなんか元気が出た。漫画を書く前に「さあやりますか!!!」「今日も仕事をバンバンやりますよ!!!」とか叫んでいる。でっかい声で「仕事をするぞ!!!」と言っているのを見ていたら、こうでないとアカン、自分はなんてウジウジ仕事をしていたんだ! と思えてきた。

周りやネットでは、逆に「仕事いきたくない」とか言っている人が多い気がする。「仕事やめたい」とも。しかし本当は、みんな自分に合った仕事というか、のびのびやれる仕事ならしたいんじゃないかと思う。わたしは自分に合った仕事をのびのびやりたい。

2年くらい前、外出が憚られた時期にNHKの『100分de名著』シリーズのバックナンバーを読みまくる会を開いていて、そのとき読んだ『幸福論』(ラッセルのほう*3)がすごく印象に残っている。ラッセルは幸福の条件として「自分の能力を発揮していること」を挙げていて、たしかに覚えたワザを使ったり、自分の能力が拡大するのを感じられるときって幸せだと思う。最近はその物差しが自分の中に根付いてきている気がする。室内でぬくぬく過ごしている犬よりも、短命だとしても自由に野山を駆ける犬のほうが幸せだろう、みたいな。

だから(?)やっぱり、バンバン仕事をやりますよ!!!という状態に持っていけると、人生はだいぶ充実しそうやなと思う。みんなでいい仕事を、自分や世界をよくする仕事をしないといけない。「仕事いきたくない」「仕事やめたい」と言ってしまいそうになるときは「会社いきたくない」「会社やめたい」に言い換えるべき。しょうもない会社は辞めよう。いいはたらきをしよう。