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踊る!ディスコ室町のギター

花見のオープン戦

季節のイベントは数あれど、自分は花見というものをけっこう大事に思っている。

冬の終わりを実感する(しないときもある)のもいいし、ボケーとしていると機会を逃してしまうのもなんかいい。お金がかかるものでもない。

なにより人と集まる口実としていい。なにか目的を設定する必要がないし、万が一会うのが久しぶりすぎて話題に困ったとしても、別に花を見ていればいい(花見において桜の開花状況はあまり重要でない。花より団子という言葉もあるが、花見において桜はメディアであり、アイドリングトークとして「咲いてないね〜」の会話ができればそれでいい)。


今年も、週末にかけてグッと気温も上がってくるのとともに、花見を意識しながらの生活が始まった。

毎日天気予報を眺めていると、日曜日の最高気温は20度とある。それだけ気温が高ければ、花見の開催は可能。桜のほうはまだゼロ分咲きだが、シーズン開幕前のオープン戦くらいの位置づけとすればよい。友人に声をかけるとそれなりに反応もいい。やはり今シーズン最初の20度超えを、鴨川デルタで過ごさない手はない。


そんなこんなで数人で川沿いに集まって茶を飲んで過ごした。

最高気温は高いとはいえ、まだ3月上旬である。春は風が強いし、日が陰ると肌寒い。花見に必要なのは温かい茶だ。イワタニのコンパクトバーナーで湯を沸かし、台湾茶を淹れた。

長い時間飲み続けるならお茶がいい。別にコーヒーでもいいのだけど、飲み続けると人によってはカフェインの薬理作用が効きすぎてしまう場合もある。豆を挽いたりドリップしたりの動作が派手なので一発かますのには向いているが、持久戦では茶に軍配があがる。


もうすぐ、桜の開花とともに花見の公式戦も開幕である。とりあえず1試合の予定を立てた。

今年も優勝目指してチーム一丸となってがんばります。

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