songdelay

踊る!ディスコ室町のギター

3月5日 日々のニュースと自分の生活が地続きだ

◯3月5日
目が覚めると部屋に音楽が流れているのに気付く。
眠れなくなったので台湾のインディーバンドを聴きながら横になっていたのを思い出した。一晩中中国語の曲が流れていたらしい。


会社に着くと、となりの部署の課長が発熱で休みとのことでオフィス全員の心のざわつきを感じた。このところのコロナ騒動でみんな体調不良の情報に敏感になっている。
学校が休校になった影響で休みを取る人もポツポツ出始めたので偉い人たちが対応策について議論していたり、僕自身も参加する予定だった合同企業説明会が中止になったりでウイルス騒動の影響を実感する。
会社員として生活していると日々のニュースと自分の生活が地続きだ。学生の頃はこんなふうに感じなかったが、大人になったということか。

ツイッターでnanoやknaveが営業休止を発表したことを知ったので、つくづくえらいことになった…という気持ちを抱えて午前中の仕事は捗らず。
SNSを眺めると、みんながそれぞれお気持ちを表明しているが、なかなか議論は深まらない。断片的な情報ばかりに消耗しつつある。
マツオくんの「1000人くらい集めてスカイプで議論したい」というツイートをみて、心の中でウンウンと頷いた。



最近コーヒーを飲む習慣が復活したので毎日昼食後に飲んでいるが、昼休みの鐘が鳴った瞬間にコーヒーのことを考えていることに気づく。カフェイン中毒ぽい。
カフェインのおかげで昼からの仕事はやや前進したが、わざわざ薬理効果を得てまで仕事をするのはどうなんだという気がしないでもない。
しかし毎日ファミマのモカブレンドを買ってしまう。



なんとなくボヤッとしていて締まりのない一日だったが、夜は友達が誘ってくれたジャズのライブを見に祇園へ。ロシアのジャズトリオ「LRK trio」を見た。

ロシアのバンドを見たのは初めてだ。
終始クールな演奏だったがここぞ!というところは情熱的で迫力がありよかった。

何やらジャズ好きのお医者さんが協賛してるとかで、会場ではマスク配布やアルコール消毒が徹底されていたほか、何度も換気が行われていた。
ジャズ好きなお医者さんがいる町を思うと愉快だし、お医者さんの監修でウイルス対策が行われているのも不思議な感じだった。

地下鉄で帰りながら、窓を開けて換気できるハコは貴重やな、とぼんやり考えた。




帰宅してこの文章をパチパチと書いていると、文体が最近読んでいるブログからめっちゃ影響を受けていることに気付く。
mabatakiwosurukarada.hatenablog.com

昨日も眠れずにこのブログの過去記事を読みまくっていたのだった。子どもが登場する日記を読むと、少し具合が良くなるような気がする(思えば「働けECD」を読んだときも同じような心地よさがあったかも)。
たぶん昨日の晩は2019年の1月から順番に読み進めて、3月くらいで寝た。今晩も読み進めよう。