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踊る!ディスコ室町のギター

M1のMacbook、Clubhouseのいじわる、100分de名著

最近あったこと、それぞれエントリにしようと思っていたけど、全部書いていると大変なのでちょっとずつ書いておく。意外と出来事が多くて心が忙しい。

 

M1のMacbook

 ブチ壊したパソコンはキーボードとトラックパッドが使えなくなって、安価な修理が見込めず(Apple Careは加入していない)、結局は新しいMacbook Airを買った。いわゆるAppleシリコン、M1チップを積んだモデル。まだブラウザくらいしか使っていないけど、めっちゃサクサク動いている気がする。ファンも動かなくて静かだ。

 こわれたMacを持ち込んだ修理業者さんには、キーボードを外していたことを咎められた。本体の中に入り込んだ水分はキーボードを外しても取り切れないし、二次的な故障の原因になるのでしなくていいです…と。何回も言われたんだけど、何回も言われたところでもう外してしまったのしょうがないだろと思って無駄に機嫌を悪くしてしまった。しかし新しいMacに水をこぼしたときには正しい対応ができるようになったのかもしれない。いや、とにかく水をこぼさないことだ。そのためにはまず机のうえを片付けないといけない。

 

Clubhouseのいじわる(でも楽しい)

 正直、招待されるまではケッ!と思ってしまっていたけど、やってみると見事にハマってしまって、毎晩誰かと話をしている。一人暮らしの生活において、会社から帰って寝るまでの間に雑談ができる環境は革命的。

 今は始まったばかりでみんなが興奮していることもあって、知り合いの知り合いくらいの人と気軽に話せるのもいい。僕はあまりお酒を飲んだりしないほうだけど、飲み屋に通ったりする人ってこういう感覚なのかな、なんとなく腑に落ちたりした。

 しかしこのサービス、いじわるな設計だなと思ってモヤる部分もある。招待される/されない、スピーカー/リスナー、スピーカーの友達/その他の人、楽しい会話に参加している人/見逃している自分。いろんなところで、「そうじゃない」自分に直面させられるし、それは意図的な設計であるように感じる。スピーカー・その友達・その他の聴衆が上下に並んで表示されるのもなんだか嫌な感じがしてしまう。

  Clubhouseで初めて話して仲良くなった人も何人かいて、楽しい部分ももちろんある。いいとこだけエンジョイしていたいけど、邪悪に耐えられなくなったらやめようかな。でも今のところは、いつでも開いてる部室みたいな感じで(Clubhouseそのままだな)、結構気に入ってしまっている。

 

資本論マルクス)と100分de名著

 Clubhouseで初めて話した人の一人に、給湯流茶道の谷田半休さんがいる。谷田さんのポッドキャストを聴いて感想をツイートしたところ、それを拾ってもらって、Clubhouseでも相互フォローになった。

 谷田さんはけっこうアグレッシブにClubhouse世界を駆け回っていて、自分でもいろんな企画を立てておられる。そのなかで、マルクスについてトークする企画が面白かった。

 

 せっかくなのでと100分de名著シリーズで資本論をおさらいしたところ、これがめっちゃ良かった。なんの疑いもなく資本主義を受け入れてしまっているけど、あんまり愉快なシステムじゃないよな。

 少し前に読んだ99%のためのフェミニズム宣言も資本主義を強い言葉で批判するものだった。僕らが悩んでいることの多くは資本主義によってもたらされるものなのでは、と思える。

 

 資本主義についてはもう少しいろんな本に当たってみたいと思う(人新世の「資本論」とか買った)けど、同時に100分de名著シリーズの良さにも感動したので、毎週1冊を目標に読みすすめることにした。これについてはClubhouseで雑な読書会をやろうと思うので、興味ある方は参加してください。ディスタンクシオンから読む。

www.joinclubhouse.com

 

 

とりあえず近況報告は以上です。