台北から台南、そしてさらに南下して高雄(Kaohsiung)へ。
台北が東京、台南が京都とするなら高雄は大阪にあたるというのが友人の説。
たしかに高雄駅は大阪駅みたいだし、そのまわりの幹線道路は御堂筋みたいである。川のまわりは淀屋橋とか中之島の雰囲気だ。
南部の朝ごはんといえば春雨
そうらしいので食べに行った。豚のタンと魚のつみれ団子が入っていて控えめな味付け。具は豆板醤をつけて食べるとうまいよ〜と店員からコメントがあって、たしかにピリ辛でうまかった。てか豆板醤ってこんなにうまみあったっけ? と思った。その後も高雄の食堂に置いてる豆板醤はだいたいうまかった。
高雄市立歴史博物館
日本統治時代に建てられた旧市役所が博物館になっていて、高雄の歴史や二二八事件にまつわる展示がある。
二二八事件ではまさにこの建物が市民への弾圧(殺害)の舞台になったらしい。当時の資料や、市役所に立てこもった市民が殺害される様子を再現したジオラマやなどがあった。
地域の歴史コーナーでも当然ながら日本統治時代の話が出てくる。インフラの整備などでは貢献したようだがやはり入植はダメ。
港園牛肉麵うまい
友人のお気に入りの店ということで牛肉麺の店へ。祝日ということもあってかめちゃめちゃ混んでいた。
わりとボソボソ麺が多い台湾では珍しいコシのある麺と、煮込まれた台湾ビーフがうまい。味変で豆板醤とにんにくを追加したら二郎みたいになって、二郎系のルーツって案外こういうところにあるのか?? とか思いながら食べた。これは高雄に行ったらまた食べたい。
フルーツかき氷うまい
定番だがフルーツかき氷がうまかった。台南からさらに南下して、天気もよかったのでめちゃくちゃ暑い。冷たいものが食べたくなるのは避けられないのである。
マンゴーかき氷と一緒に青マンゴーを頼んだら、甘いと酸っぱいの繰り返しで食べられてよかった。青マンゴーはキウイのようなキュウリのような味。
その後、暑すぎるのでもう一度同じ店に行った。夏の京都でもこれくらいの気軽さでかき氷たべたい。
海が青い
出発前に確認した天気予報ではずっと雨のようだったが、意外と降られていない。高雄ではむしろカンカン照りで大変だった。
海沿いの芸術特区に行って、そこでは特に何をするということもなかったんだが、海はひたすら青くてよかった。夏を先取りである。
フットマッサージはすごい
台北でもマッサージ屋の前を通るたびに惹かれていたが、いよいよ歩き疲れてきたのでついに入店した。
足裏やふくらはぎをゴリゴリやってもらうと、明らかに足が軽くなった感じがしてすごい。店のおっちゃんおばちゃんも気さくな感じでいい雰囲気だった。
マッサージはすごいのである。だいたい旅行中って歩きすぎているので、中盤〜後半で一度マッサージを挟むといいのかもしれない。
ガチョウうまい
台湾のおすすめとしてガチョウの肉を教えてもらったので食べに行った。脂の乗りまくった鶏肉という感じで、鴨鍋の肉に近いかもしれない。これも豆板醤をつけたらうまかった。
書いてみたらやたら豆板醤の話をしている。おみやげは豆板醤を買うべきだったのか?