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踊る!ディスコ室町のギター

インディーズ山鉾

祇園祭山鉾巡行に関するツイートとかを眺めていて、おれも自主制作のインディーズ山鉾を作ってそのへんを練り歩きたい!とか考えていたんだけど、本当はインディー鉾を作りたいのではなくて、京都のおじいちゃん連中に怒られてみたいっていう願望があるような気がしてきた。

実際の事例でいうと五山の送り火にまつわるイタズラの話とか、もうめちゃくちゃに好きなんだけど、ネイティブの京都人からすると冒涜以外のなにものでもないらしい。

そうやんな〜と思う一方で、いわゆるイケズ発言というか、そういうメッセージを受け取ったことがちょくちょくあるので、ネイティブに対してええかげんにせえよと思う気持ちが(ちょっとだけ)蓄積していて、いつか鼻を明かしてやりたいという気持ちがあるのかもしれない。自分が経験した京都のおじいさん話では、学生時代に住んでいた長屋を引き払うとき、立ち会いに来たおじいさんに就職先を聞かれて、奈良だと答えたところ「そんな素朴なところに行くんか〜」と言われたのが思い出深い。

念のために断っておくと自分はイケズ体験に対して本気でイヤだと思っているわけではなく、むしろ文化を経験できてラッキー!みたいな気持ちがあり、そういうもんだと思っている。しかし外からやってきた身としては、千年の都がなんじゃいという思いもあるので、送り火のイタズラとかを見ると痛快さを感じてしまうのかもしれない。京都にはそういう、ネイティブ対外様の構図がじんわり存在している気がする。


今年も宵山が終わったので、さすがにそろそろ梅雨明けだろう。早くカンカン照りの毎日になってほしい。


(一連のツリーも含めて大好きすぎるエピソード)