相変わらず海に通っている。だいたい同じところに通い詰めていると顔見知りが何人かできてきて、そのうちのひとりのお姉さんと会うたびに話すようになった。
きっかけは11月のはじめにメジロ(ブリの若魚)を釣ったときである。ルアーでまともな魚を釣るのは3匹目くらいで慣れないところにいきなりでっかい魚がヒットして、どうしたらええんやこれ! と思っていたら隣からそのお姉さんが飛んできた。
お姉さんはわたくしの慌てようを見て「もっと竿立てるんや!」「ゆっくりでええで!」「空気吸わせたら大人しくなるわ!」と適宜アドバイスをくれたのであった。きれいな泉州弁やなーと思いながら指示通りに竿を操作したところ、格闘の末にメジロは大人しく浮かんできて、お姉さんが担いできたでっかいタモ網に収まったのであった。75センチ5キロの魚である。でかい! とびっくりしていると「なかなかの魚やな。快挙やわ!」と称えてくれた。
それで会うたびに「あのときメジロを掬っていただいた者です」と挨拶している。するとだいたい「今週は◯曜日がめちゃくちゃ釣れたわ!最高やったわ〜」とその週の釣果について詳細に解説してくれる。お姉さんは毎日釣り場に立っているらしく、どういう生活をしているのか全く不明だがとにかくほとんど毎日いるので情報量が豊富。
今日も釣りに行ったら遭遇したので話した。もう秋のハイシーズンもさすがに終わりかけているのでお姉さまも振り返りモードである。この秋サゴシ何匹釣った? と聞かれて、20匹くらいですかね〜と返答したところ「私100匹は釣ったわ!」であった。文字通り桁が違った。そういえば通行人のおじいさんにサゴシを贈呈しているのを見たことがある。余っていたのですね。
なお今日の情報によると今週は水曜日がよかったらしく木曜日に釣行して獲物をゲットできなかった私は唇を噛んだ。来週は火曜日あたりにトライしようと思います。

