私の経験上の感想ですが、海外のエンジニアはキックの下にベースを置く傾向があり、国内のエンジニアはキックをいちばん下に置く傾向があるなと。
— 岸田繁 Shigeru Kishida (@Kishida_Qrl) 2023年1月1日
キックの下にベースを置くと、腰が低くなるというか、どっしり来て歌がまとまる感じ。ただ、くるりもそうですが日本だとベースが内声で動いたりメロディックな動きをするパターンがどうも多い印象なので、ベースはミッド寄りのサウンドが好まれるのかな、と。
— 岸田繁 Shigeru Kishida (@Kishida_Qrl) 2023年1月1日
ベース担当者がステージのどこに立っているかじゃなくて、バンドサウンドのなかでベースの音がどこにあるのかの話。正月にくるり岸田繁氏がベースの位置についてツイートしているのを見た。
なるほどたしかに〜とか思っていたんだけど、最近フィッシュマンズを聴いていたらそれがよくわかっておもしろい。ベースがキックよりだいぶ下で鳴ってる。柏原譲がフィッシュマンズのあとにやっていたPolarisもそうで、たしかにどっちも「どっしり来て歌がまとまる感じ」がする。最近だと紅白を見ているとき、星野源だけベースがぐっと低いところで聴こえておもしろかった。
しかしこの手のサウンドって、スマホとかノートパソコンのスピーカー、あとテレビでちらっと流しているくらいだと全然聴こえてこなくて、いい感じのヘッドホンとかモニタースピーカーだとよくわかる。
うちでは小さめのモニタースピーカーを使っているけど、これはかなり暮らしがリッチになっている感じがする。何年か前に注文したときはセールと製造工場の火災(?)が重なって半年くらい届かなかったけど、届いてよかった。
open.spotify.com
open.spotify.com
youtu.be
www.ikmultimedia.com