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踊る!ディスコ室町のギター

最近読んだ(読んでる)漫画

いよいよ外に出られない状況になってきて、この頃は久しぶりに漫画を読んだりしています。
LINE漫画で1巻無料配信!みたいなキャンペーンをしているのを適当に読んでみて、面白かったらTSUTAYAで借りるなどしている(思えば導入がブックオフの立ち読みからスマホアプリに変わっただけで、高校生くらいの頃から同じことをしているような気がする)。

とりあえず最近読んで面白かったのを紹介するので、ぜひ読んでみてください。だいたい1〜2巻くらいまでは無料配信で読めるはず。


◯ブルーピリオド(山口つばさ)

何でもできる秀才ヤンキーが美術の授業をきっかけに絵を描くことにハマって藝大合格を目指す美大受験スポ根。
絵って全然うまく描けないなーとばっかり思っていたけど、やっぱり練習の方法とかテクニックは当然確立されてるってことに気付かされる。
自分は美大や芸大を目指していたわけではなけど、大学受験したときの気持ちとか雰囲気もなんとなく思い出して共感したりした。
自分でこしらえたものが他人に認められたときの嬉しさ、喜びみたいな気持ちがこれ以上ないくらいストレートに描かれていて、読んでいて気持ちいいです。
なんかこういう雰囲気好きやなーと思ったらだいたいモーニング、イブニング、アフタヌーン。この法則あるかも。



テセウスの船(東元俊哉)

霜降り明星のANNで毎週実写ドラマのことが話題に挙がっていたので気になって読んだら面白かった。サスペンスって普段読まないけど疲れるね…。10巻でスパッとまとまっているのがよい。



◯映像研には手を出すな!(大童澄瞳)

やっぱり話題作っていうのは面白いもんなんだな。
上に挙げたブルーピリオドはひとりで作品を制作する人の話だったが、こっちはチームで制作する楽しさみたいなものが描かれている。ちょっとバンドに近いところもあるかもしれない。
アニメの設定をつくる主人公のイマジネーション世界と現実世界を行ったり来たりするときの不思議な浮遊感とスピード感がいい。小学生の頃「学校まで滑り台でいけたらいいな」みたいな妄想をしていた(しましたよね??)のを思い出した。久しぶりに「ここがドリルになってて〜」みたいなこと考えたい。



ゴールデンゴールド堀尾省太

なんか表紙キモい…と思ったが読んでみたら面白かった。このキモいおじさんみたいなやつのパワーで主人公の願いが叶う(ぽい)っていう話なんだけど、願いはすぐにポン!と叶うんじゃなくてジワジワと周りを巻き込みながら達成に向かっていくから、望まないことも起きてしまって困惑するという。
まだまだ物語の核心には至っていないのでここからの展開が気になるところ。



◯SEKIDO(山本康人)

SEKIDO 1

SEKIDO 1

LINE漫画の連載(毎日1話ずつ読めるやつ)で完結まで読める。
100m自由形のタイムをちょっとでも縮めるために毎日吐くほど泳ぐ水泳部が主人公で、めっちゃ暑苦しい。
この作者は名前も知らなかったけど、いくつか読んでみるとストレートなスポ根かつ、男の情けない部分みたいなところにスポットを当てている作品が多い。
今までの人生で吐くほどスポーツに打ち込んだことってあんまりないけど、それでも高校生くらいの男子が持ってる迷いとか空回り感みたいなものには、わかるで…とならざるを得ないものがある。
スポーツ漫画はだいたい野球とか団体競技モノを読んできたので個人競技をやる人の葛藤とか心理描写は結構新鮮に読めたかも。

僕 BOKU 1

僕 BOKU 1

同じ作者の「僕(BOKU)」というボクシング漫画も面白かった。



◯その他
LINE漫画の連載では1日2話ずつ「静かなるドン」と「ナニワ金融道」、あと「将太の寿司」を読んでいる。将太の寿司読み始めてからずっと寿司食べたいと思っているけど全然食べれてない。コロナが落ち着いたら誰か一緒に食べにいきましょう。



この頃は暇な時間は増えるのにSNSは(自分も含めて)みんな一種のトランス状態に陥っており地獄のようだ。
全部見てると疲れすぎるし、たまには漫画とか本を読むと精神衛生がやや改善されるように思うのでおすすめです。



東日本まんが同好会も「漫画おもしれーっ!」て言ってる。



みなさんもおすすめの漫画とかあったら教えてください。